ごあいさつ

第13回イオン液体討論会 『ごあいさつ』

 イオン液体討論会は、イオン液体に関する300名を越える産・官・学研究者、教育者、ならびに15社の賛助会員企業を有する私ども「イオン液体研究会」が年次主催する最大の事業です。昨年度の第12回討論会は新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、三年ぶりに現地開催となりました。今年度の第13回討論会は、新潟市朱鷺メッセを会場として開催します。東京・神奈川を除けば、糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)を超えた東北日本にける本討論会初の開催となります。

 今年度の討論会では、令和4年度文化功労者に選出された西川惠子先生に基調講演を、横浜国立大学・上野和秀先生ならびに北陸先端科学技術大学院大学・松村和明先生に招待講演をお願いしております。西川先生は、2005-2010年度の科研費特定領域研究「イオン液体の科学」代表に加え、第4期・第5期のイオン液体研究会代表世話人をお務めいただくなど、本研究会のみならず、イオン液体を含む溶液・液体の物理化学を世界的に先導してこられました。また、上野先生と松村先生のいずれの先生も「イオン」を基軸とする独自の研究分野を開拓しておられ、最先端の研究成果にはイオン及びイオン液体の更なる展開・新たな可能性を感じていただくことが出来るものと存じます。一般講演としては、例年通り口頭講演とポスター講演を用意しています。近年の口頭講演希望者の増加を考慮して、昨年度より開催方式を「2会場方式」へと変更し、口頭講演の枠数を増やしました。また、若手研究者の学術奨励を期して、「ポスター賞」と「口頭講演賞」を設けています。是非これらの賞に積極的にご応募いただき、イオン液体研究を盛り上げて頂けることを願っています。

 本討論会の最大の魅力は、イオン液体および関連物質に関する最新の研究成果が分野を問わず発表されるとともに、それに関する活発な議論が行われるところにあります。分野の垣根を越えた活発な議論が、多様な問題意識を融合し、多彩な学問体系、とりわけ基礎研究と応用展開の動機を生み、新たな科学技術の革新に繋がる、多くの参加者に本討論会をそのような貴重な場にしていただければ幸いです。

 最後になりましたが、新潟大学・神戸大学・鹿児島大学・山口大学・中央大学・東京理科大学の六大学からなるメンバーによる実行委員には多大なるご尽力とご配慮を頂いており、とりわけ地方開催に関する有用なご意見を頂きました。この場を御借りして厚く御礼申し上げる次第です。

梅林 泰宏(新潟大学 自然科学系)
第13回イオン液体討論会 実行委員長

第13回イオン液体討論会 実行委員会



実行委員長梅林泰宏(新潟大学)
実行委員神崎 亮(鹿児島大学)
黒木菜保子(中央大学)
韓 智海(新潟大学)
藤井健太(山口大学)
牧 秀志(神戸大学)
松岡史郎(新潟大学)
森 寛敏(中央大学)
渡辺日香里(東京理科大学)